顎関節症とは

顎関節症とは『顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害ないし顎運動異常を主要症状とする障害の包括的な診断名である。』とされています。

その中には様々な原因要因によって分類されており、

・咀嚼筋障害(Ⅰ型) 筋肉の問題

・顎関節障害(Ⅱ型) 関節の問題

・関節円板障害(Ⅲ型) 関節内にあるクッションの問題
(Ⅲ型の中にも復位性に非復位性がある)

・変形性障害 (Ⅳ型) 軟骨の問題

・1から4に含まれないもの (Ⅴ型)
(近年精神的ストレスからの影響も大きいとされています)

以上の5つに分類されています。

もちろん顎の痛みはこれだけではなく中には大きな疾患が隠されているケースもあるのでしっかりとした鑑別が必要です。

その為には我々だけではなく歯科や口腔外科との連携が重要になります。

そうした中で前述したⅠ型などはまさしく我々の得意分野だと思います。

なかなか歯科や口腔外科で咀嚼筋にアプローチしてゆっくり筋を緩めて疼痛をコントロールするという施術はしないと思います。

その他の分類ももちろん我々の施術で効果が上がるものは沢山あります。

ただやはり医学的見地から言ってもとても複雑な機構で、この辺りは施術してみないと結果が出るか出ないかはわからないというのが正直なところです。
(それでも多くの方は疼痛改善、可動域改善という意味では効果を実感して頂いています。)

あと顎関節症の改善で大切なのは日常生活での負担軽減です。

顎関節症の原因にはやはりブラキシズム(かみしめや歯ぎしり)、TCH(日常的に上下の歯列が軽くでも嚙み合っている)、咬合異常が真っ先に挙げられると思います。

これらはマウスピースや歯科での矯正、個人の意識が重要になってきますのでそういった意味で歯科、整骨院、患者様自身のしっかりとした連携が必要になると思います。

近年は20代から40代の女性を中心にどんどんと顎関節症の症状を訴える方が増えてきており、QOLの低下にもつなっがています。

何となく我慢できるからではなく、違和感のうちに一度ご相談いただけると改善までも時間が短くて済むケースが多いです。

今気になる方は放置せずに是非専門機関、または当院で受診をお願いいたします。